不妊治療

不妊治療の様々な方法 人工授精

人工授精

不妊の原因が男性不妊または原因不明だった場合の不妊治療で行われるのが人工授精で、性交することなく精液を子宮内へ注入する不妊治療のひとつで、迂回治療とも呼ばれます。人工授精には配偶者間人工授精(AIH)と非配偶者間人工授精(AID)の2種類があります。

人工授精は人間が手伝うのは排卵日のタイミングを狙って精子を子宮の奥へと注入する事だけで、受精は自然妊娠と同じく卵管で起こり、その後の卵子の着床、発育も自然妊娠の状態と全く変わりません。

タイミング療法との違いは性交を介して精子を子宮へ送るか、性交なしで精子を子宮へ送るかの違いしかなく、排卵日のタイミングを合わせていれば、排卵誘発剤の使用もなく、女性の負担が少ないので、何度でも挑戦できます。ただしタイミング療法と性交の有無以外に違うのは費用がかかる事です。人工授精は保険がきかず1回の治療に1~3万円位かかり、成功率も10~20%とけして高いわけではありませんが、約半数が6回までに妊娠します。しかし10回挑戦しても妊娠しない場合もあります。

人工授精には2種類あり、男性側に造精能力や精路に異常があり、通常の性交で妊娠が出来なくても、男性自身の受精能力のある精子を使って人工授精する配偶者間人工授精(AIH)と、男性側が無精子症などで受精能力のある精子を作れない場合に他人の精子を受精させる非配偶者間人工授精(AID)があります。AIDは男性側に絶対的な不妊原因がある場合のみで、精子が一つでもあれば適応されません。またAIDで生まれた子供は、戸籍上は夫婦の実子で医師により血液型などは合わされますが、 実際には夫との血のつながりがなく、治療を行う場合は夫婦でよく話合う事が大切です。

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