不妊治療

女性側にある不妊の原因 排卵障害

排卵障害

排卵障害は排卵が順調に起こらない場合と、全く排卵が起こらない場合があり、卵子が育たない、もしくは育っても排卵できない状態のことを指し女性不妊の大きな原因のひとつと考えられています。基礎体温をつけて、低温期と高温期に規則性がない場合は排卵障害である可能性が高いです。排卵障害は卵巣機能低下や黄体化未破裂卵胞、多嚢胞性卵巣症候群また高プロラクチン血症などが原因と考えられています。

卵巣機能低下には卵巣の機能が低下し原始卵胞の数が減少したり、卵巣が小さくなって卵巣にあるはずの原始卵胞が、無くなってしまう場合や、卵子が成熟せず、早い段階で無くなってしまい排卵しなくなってしまう早期卵巣機能廃絶症という排卵障害も卵巣機能の低下で起こります。また卵子があっても、下垂体から分泌される卵胞刺激ホルモンに反応しない場合もあります。卵子をつくる機能が低下すると、当然妊娠しにくくなり通常卵巣の機能は年齢を重ねる事で衰えますが最近では20代の人も卵巣機能低下は増加しています。

黄体化未破裂卵胞とは、基礎体温では高温期があり体温が上昇してるにもかかわらず、実際には卵胞がわれておらず排卵がされてない症状です。実は正常月経周期を有する人の4.5~5.6%と人が散発的に起こっている事がわかっていますが、詳しい原因は不明です。

多嚢胞性卵巣症候群とは、卵胞があるていど育っているにもかかわらず、ホルモンの異常が原因で成熟卵胞になりきれずに排卵されなかったり、その結果卵巣の表皮が厚くなってさらに排卵しにくくなる排卵障害です。卵子が溜まって卵巣が腫れる事があり、糖尿病の人や、肥満傾向にある人に多く見られます。不妊治療では排卵誘発剤がつかわれ、妊娠を希望していなくてもホルモンの投与などが行われます。

プロラクチンは通常出産後に乳腺を刺激して乳汁を分泌させるよう働くホルモンですが、出産してないにもかかわらずプロラクチンの血中濃度が異常高値を示す程分泌され、プロラクチンの作用で月経や排卵が抑制され排卵障害を引き起こしたり、受精卵の着床障害が起こる場合もあります。高プロラクチン血症になると乳汁が出る人もいます。プロラクチンの数値が極端に高い場合は、ストレスが強い場合や、脳下垂体に腫瘍がみつかる場合があります。

ページのトップへ戻る