不妊治療

女性側にある不妊の原因 卵管障害

卵管障害

卵管がつまってしまう卵管狭窄や卵管周囲の癒着などにより、卵子が卵巣から子宮へと移動できなくなったり、卵管が細くなって卵子が精子と出会える確立が低くなっている状態を卵管障害と言います。

卵管障害にはクラミジアや卵管水腫、子宮内膜症などの原因が考えられます。

クラミジア感染症は、日本では一番多い性感染症で性交によってクラミジア・トラコマティスという病原体に感染する病気です。クラミジアに感染すると、子宮や卵管に炎症が広がり、卵管にある上皮細胞が傷ついて卵管狭窄や卵管の周囲の炎症による卵管癒着を引き起こします。クラミジア感染症は、初期段階であれば抗生物質の投与で治療出来ます。性交渉で感染するので、治療は一人でなくパートナーと一緒に行います。

卵管水腫は卵管が完全に塞がることで卵管の先端部分の卵管采が閉じて、卵管中に膿等がたまり卵管がソーセージ状に腫れ上がる事をいいます。卵管水腫になると、子宮にも水が流れ受精卵が出来ても流されて流産になりやすくなります。また卵管の両側が卵管水腫になると自然妊娠はほぼ不可能です。手術で閉塞した卵管采を切り人工的に卵管采をつくる卵管開口術を行い、それでも改善が見られない場合は体外受精がとられます。

子宮内膜症は排卵期に増殖して厚くなり、受精がないと剥がれて生理として体外に排出される子宮内膜が子宮以外に出来る症状で、卵管に子宮内膜症が発症した場合卵管がふさがり不妊の原因になります。生理痛に似た激痛や、性交痛があり生理ではなくても出血したりします。また、子宮内膜症が卵巣に発生するとチョコレート嚢腫とよばれる嚢腫が出来て卵巣内に出血することになります。子宮内膜症は症状が深刻であると腹腔鏡手術などで治療しますが、基本は薬物療法でなおり自然妊娠も可能なので、自覚症状や疑わしい時は早めに病院へ行きましょう。

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