

不妊の原因は男性にある場合もほぼ女性とどう確立なので、男性も検査が必要となります。男性の検査では主に精液量、精子数、運動率、奇形率などを調べます。男性は女性に比べ生殖機能の異常に自覚症状がない事が多く、長期間気付かれない事が多いです。
精液検査は男性不妊の原因を探る上で基本となります。滅菌された専用のケースに、精液を採取し顕微鏡などで観察して、精子濃度や運動率、酸性度や奇形率などを調べます。精液の状態は男性の体調や精神状態によって変動があり、特に初めは抵抗感からかストレスを強く感じる人が多く正しく検査が出来ないので、一度の検査で悲観せず、何度か検査を行う事が大切です。
精子数は、精液1mL内に通常精4000万~5000万匹存在し、2000万以下なら乏精子症、精子が全くいない場合は無精子症と診断されます。
運動率が悪いと卵子まで自力でたどり着く事が出来ないので運動率の悪い精子がどれくらいいるかを調べます。正常な精子が全体の50%未満の場合は精子無力症と診断されます。
頭部に異常や奇形がみられる精子が多いと受精の確率は下がり、奇形の精子が全体の15%以上の場合は奇形精子症と診断されます。
他にも精液1mLに含まれる白血球数が100万個以上なら膿精子症、また通常精液は弱アルカリ性で精子は弱アルカリ性が最も活動に適しているとされていますが、もともと精液が酸性寄りである事があります。
また精液量も個人差はありますが、正常な男性の場合2~6mlで多い分には問題ありませんが、極端に少なく1.0ml以下の場合には前立腺もしくは精嚢腺の異常がある可能性があります。