

大きく説明すると妊娠は卵巣で成熟した卵子がお腹の中に排卵し、この卵子が卵管に取り込まれ、膣から子宮を通って泳いできた精子と受精し、受精した卵子が子宮に運ばれ、受精卵が子宮に着床し、成長を始めると妊娠ということになります。
細かく見ていくと女性の体内で排出された卵子は、およそ24時間は腹腔から子宮の間にいますがこの間に精子と受精が行わなければ次の月経で子宮内膜と一緒に体外へ排出されます。また精子は女性の体内に射精されてから10秒間に1mmぐらいの速度で子宮の入り口から卵管の端まで約23cmの距離を、平均で3日間の間卵子の元へ泳いで行きます。稀に1週間ほど泳ぎ続ける精子もいて、排卵予定日と受精日がずれることもあります。
卵子に到達した精子たちは、精子の先端にあるヒアルロニデースという特別な酵素で透明帯を少しずつ溶かして受精を試みます。一匹の精子が持っている酵素の量では透明帯を破ることはできず何匹もの精子が透明帯に接触して一匹だけが卵子の中にはいることができるのです。頭が卵子の中にはいると尾は外側に取り残されそれ以上精子が入ることができないように透明帯の性質が変わり受精卵が誕生します。受精卵は卵管の中を細胞分裂して増えていきながら3日間かけて子宮に運ばれ、成熟した受精卵は子宮内膜に着床しますが、子宮に到達しても受精卵は7日目までは子宮の内側に浮かんでいて7日目に子宮内膜に潜り込み着床となります。 もし7日目までに子宮に到達しないと子宮外妊娠になります。