不妊治療

不妊治療の基礎知識 男性の体の仕組み

男性の体の仕組み

子供を作る為には、男性と女性がお互い協力しあう必要が当然あり、妊娠や出産には女性だけでなく男性の体の仕組みを理解する事も重要です。 妊娠は女性の卵子と、男性の精子が受精する事が必要で、男性の精子は精巣で作られます。

精巣は睾丸とも言われ、陰茎の下の陰嚢の中に、左右1対づつあり、それぞれ18~20mlの容積があります。精巣には精子を作ることと男性ホルモンを分泌する二つの重要な役割があります。

精子は排卵の時だけしか放出されない卵子と違って、精巣の中で常に作られ続け、1つの成熟した精子になるまでにはおよそ74日かかり、一日に左右の精巣を合わせて数百万個作られています。精巣で作られた精子は未熟な状態で、精巣上体へ運ばれ受精能力を持つようになって初めて成熟した精子になります。ちなみに陰嚢が体外にあるのは、精子が熱に弱い為で精子形成に適切な34~35度ほどに保てるよう常に熱を放射できる状態になっている為です。

精巣でつくられた精子は精管に保存され、約2か月で老廃物として体外へ排出されます。

陰茎は尿道が通っている男性の性交器で、左右の睾丸で作られ運ばれてきた精子と分泌物は尿道で一緒になり、1本の尿道管から射精されます。尿道の周りを取り囲む尿道海綿体とその後ろに大きな2つの陰茎海綿体があり、海綿体は興奮や刺激によって大量の血液が送り込まれると勃起します。勃起は精子をより子宮に近い位置に送る為におこります。射精された精子のうち子宮頚管の中に入れる精子は4000万匹ほどで、子宮内が酸性で受精出来なかった精子は酸性により死んでしまいますが、卵管まで到達すると弱アルカリ性の為動きやすい環境になります。

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